基本的にコミュニケーションが苦手で、外国人とのコミュニケーションは特に苦手。
そのため極力台湾人との接触を避けながら生活している私。
一人で出かける時は、いつも「誰にも話しかけられませんように」と祈りながらコソコソ行動している。
昨日もコソコソと散歩に出かけたんですけども、家を出てわずか2分でおじさんにマクドの行き方を聞かれた。

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 > グ グ れ や カ ス 
 ̄Y^Y^Y^Y^Y^Y^Y^Y^Y ̄


 ……なんてことは思いませんでしたよ。
ただ、この情報社会の時代にスマホを持ち歩いていないのかなあとは少し思いましたけど。(思っとるやないか)

最寄りのマクド(だいぶ遠い)の所在地は知っていたので道を教えてあげたんですが、途中で「あんた台湾人じゃないの?」とおっさん。
日本人です、とボソッと応えると、「結婚して住んでんの?」「何年住んでんの?」とおっさんの質問ラッシュ。
適当にはぐらかしながら道を説明し終えると最後に「日本人っぽくないね」と言われた。

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 >   だまれハゲ     <
 >  死にたいんか   <
 ̄Y^Y^Y^Y^Y^Y^Y^Y^Y ̄


ーーなんて、さすがにそこまでは思いませんでしたよ。
ただクソほど気に触るハゲだなあと…(思っとるやないか)

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まあハゲおっさんのことはともかく、台湾人って本当によく人に道を聞くんですよね。
体感では台湾に住んでいて道を聞かれる頻度は日本にいた時の10倍は高い。
もちろん、人に道を尋ねることが悪いことだなんて思っていません。
ただ個人的な問題で、外国で道を聞かれた時に受けるストレスが地味にでかくて辛い。

●外国語で道を説明することの難しさ
●こちらが外国人だとわかった時の相手の反応
●道を知らない、うまく説明できなかった時の無能感(これは日本でも同じだが)

これらのストレスがじわじわと精神を侵食し、道を聞かれるたびに私はすり減っていくーー。

大袈裟すぎるwとアホらしく感じる方も当然いると思うし夫からも異常者扱いされているんですけど、HSPコミュ障陰キャラが外国人から話しかけられたりしたらこうなってしまうのは当然だと思うんですよ。 (偉そうに言うなや)
うまく説明できないせいで自己肯定感にダメージを食らうくらいなら最初から「知りません」と言って逃げればいいという意見ももっともだとは思うが、困ってそうな人を跳ね除けることにもストレスを感じるので、私にとってはどのみち声をかけられた時点で詰み。
性格的、能力的に海外生活に圧倒的不向きにも関わらず道を選び間違って海外に来てしまった無能陰キャラの末路ーーそれが今の私のこの様である。
時々「私はなぜこんなところで怯えるように暮らしているのだろう」という猛烈な疑問に苛まれながらも、「日本にいたって対人ストレスはある」と視点をずらし、私は今日も騙し騙し生きている… 


道案内などの通りすがりの台湾人との瞬間的な接触の他に、店員との接触も私にとってはまた苦手で辛いところ。
基本的に買い物はなるべく夫と行くようにしているのだが(店員とのやりとりを自分でしないで済むから)先日家具を買いに近所の家具店に夫と出かけた時、地味に辛い状況が発生した。
客一組に対し店員一人が付きっきりで接客するタイプの店だったので、やりとりは夫に丸投げし、私は店員の注意が自分に向かぬよう無言を貫いていた。
が、最後に現金で予約金を支払う必要があることがわかり、手持ちが足りなかった夫はコンビニまで現金を下ろしに行くことに。
今思えば私も夫に着いていけばよかったのだが、担保(?)として私の身柄を残しておいた方がいいのだろうか…と考えてなんとなく私は店に残った。(無意味)
その結果夫が店に戻ってくるまでの時間、店員と私の二人きりのフリートークタイムが始まってしまった。

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何を話せば…という焦りで大量の脇汗が滲み出る。
男性店員は気が良く、お菓子食べてください‼︎と大量のお供え用のお菓子が乗ったトレーを運んできた。
もうすぐ夕飯…どこにでもある有象無象のスナック菓子…
はっきり言ってあまり食べたくなかったが、店員が遠慮しないで‼︎と何度も言うので、「あ…ぁ…シエシエ」と顔を引き攣らせながらお菓子を食べるしかなかった。この時点でもう辛い。
やがて私の変な中国語発音に気づいた店員は、「台湾人じゃないんですか?」と質問。
もう後には退けないと覚悟を決めた私は、ここからめっちゃ喋り出す。

コミュ障と一言で言っても、掘り進めるといろんなタイプがあると思う。
人との関わりを避けたがるというのは全タイプに見られる傾向だと思うが、私は「関わってしまった以上は沈黙が辛いので適当な話をめっちゃ喋ってしまう」タイプ。
大人数ならどうでもよいが、二人きりで会話が続かない状況は気まずくて耐えられず、そんな時はどうでもいい世間話で必死に間を繋ごうとしてしまう。
私は頭をフル回転させ、当たり障りない話を店員に必死で喋った…
中国語だからなおさら必死…
日本の観光地の話、為替レートの話、 コロナの話……
事務的にならないように笑顔を混ぜながら、脇と背中に汗を滲ませ間を繋ぎまくった…
10分後に夫がコンビニから戻ってきた時には瀕死の状態で、あと1分戻ってくるのが遅かったら私はどうなっていたかわからない。

喋りすぎた後に必ず待っているのは後悔。
ああ言えばよかったのになぜあんな風に言ってしまったのだろう…喋りすぎて相手は引いていたかも…どうして私は世間話ごときまともにできないんだろう…
自分の発言一字一句を一日中反芻して落ち込み、死にたくなるまでがセットである。

こういう時に中国語が全く話せないのであれば仕方がないので沈黙に甘んじることだろうが、中途半端に話せたら話せたで変な気を回し、無駄に辛い状況を自分から招いてしまう。
日本語でならもう少しうまく立ち回れるはずなのに、歯痒い。自分が情けない。

長々と話しましたが要約すると、日本に帰りたい。





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