老鄧担々麺【永康街】 : 台湾ごくつぶし

甥と姪(小6、小3)が今年もサンタさんにプレゼントのお願いをしていたと母から聞きました。
この情報に溢れた時代にその歳になってもまだ信じていられるものかとなんだか意外です。
ついでに母から聞いた話では、私は幼稚園年長の時にサンタ宛に書いておいた手紙に夜中母親が返事を書いているところを盗み見、翌朝姉にそのことを報告してうちのサンタ信仰が完全終了したとのこと。
そんな頃から猜疑心が強くて小賢しかったんだなあと自分がつくづく嫌になりました。
自分はどうしてこんなに性格がひねくれているんだろうと何かにつけて自己嫌悪に陥ることがあるんですが、もう生まれつきなのではという気がします。
来世はぜったい陽キャに生まれたい。

寒い寒い夜の東門にやってきました。

駅前の鼎泰豐、もうかなり長い間テイクアウトオンリーになったまま。
改装してるのかなと思ってたんですが、業態転換なのか？

未だコロナ前のような人通りが戻らない永康街。
観光客らしき白人を一組だけ見ましたが、ホントにその一組だけでした。
なぜ人類は台湾旅行をしないのだろう。

この激寒(10℃)の夜にかき氷を食べる気にはとてもなれないですね。
それでも食べてる強者が…

芋頭大王と小木屋鬆餅も営業中。

50嵐は安定した人気だなあ。
同じ筋にあったcocoはなくなっちゃいましたが。

手作りお餅。

さて、晩ごはんを食べるお店を決めるとしよう。
ここは中国料理店。

担々麺のお店。

牛肉麺。

酸辣粉。

ラーメン。
こうして見ると麺系の店がメッチャ多いな。
空腹がクライマックスすぎてどこも美味しそうすぎて悩む…
さて、私はこの魅力的な店の数々の中からどの店を選んだでしょうか！(タイトルによる盛大なネタバレ)

正解は担々麺でした‼︎
老鄧担々麺という老舗店。
私はこの度初めて利用したんですが、観光客も多く訪れる有名店のようですね。

手狭な店内。
カバン置く場所とかがないので背負ったまま着席。
コートで嵩張る冬場はなおさらこういう狭小系の店は不便ですね。

看板メニューの担々麺はセットメニューもありました。

その他に中国風スープ麺や牛肉麺も。

小菜類。
全体的に渋い雰囲気のメニューです。

セットについてくる小菜。
自分で冷蔵庫に取りに行くのかなと思ったら、なんと店員がタブレットで画像を見せてくれてそこから選ぶというシステムでした。
時代が変わっていく…
茄子が味濃くて抜群に美味。

粉蒸排骨という聞いたことないメニューも注文してみました。
やたら小骨が多い豚肉に、何か粉っぽいものを纏わせた蒸し物のようです。
下にさつまいもも敷いてあってなんか変わった料理だった。
味はさほど特徴なくマイルド。

坦々麺。
ピーナッツの粉が美味しそう！

箸に絡みつくようなやわやわの麺。
日本で食べられる辛味のある担々麺とは全く別物で、胡麻だれオンリーのような極めてシンプルな味付けです。
胡麻風味が濃厚で美味しいんですが、だんだん「麻醬麵と何が違うのだろう？」という疑問が頭に…
店が麻醬麵だといえばそれは麻醬麵、担々麺だといえば担々麺…そんな曖昧な境界に位置すのかもしれませんねこの二つの麺料理は。