
夜更けのプラットフォームに、スーツケース──。

空港MRTの終電に乗り、

桃園空港第一ターミナルにやってきました。
この3年間夫の見送りとかで何度か空港を訪れてはいたので空港自体に特別な感情はないが、今回はついに自分の出国のターン。
2020年2月以来実に3年3ヶ月ぶりの日本帰国…目頭がアツい…ッ‼︎
飛行機の乗り方を忘れた、とまではいかないものの何かやらかしそうで不安がすさまじい。
さあ、果たして私は無事に出国できるのか。

深夜便はそんなに便数ないんですね。
でも空港内思ったよりかなり人の姿が多い印象でした。

お土産屋は当然閉まってる。

閑散としているどころかむしろベンチが満席で保険会社の椅子に座ってる人もいるくらい。
ツアー客っぽい集団もちらほらいたな。

フライト時刻は4時過ぎ。
チェックイン開始まで1時間ほどあったので地下のフードコートで座って時間を潰すことに。

ホラー映画でも見て待ちますか…
今回の帰国便は
どこの航空会社も運賃上がってるとは聞いてはいましたが、LCCのくせに本当に安くなくてクゥ〜ッ!となりながらポチりました。
荷物追加するとチャイナエアラインとかとさほど変わらない感じで…
それでも若干は安いし、フライトの時間帯も理想的だったのでLCCを選びました。
深夜便の方が精神的に楽なんですよね昼夜逆転廃人的には。

1時間ほどしてカウンターオープン時間に。
まだ開いてないかな…?

と思いきや奥の方でもう列が渦を巻いていた。
皆さん行動速ぇ。

平日の深夜便でこの客数ですよ?
ほぼ全員台湾人と見られ、大体数人でキャッキャしてる感じだったのでほぼ旅行かなと。
仕事してないんですかねこの人達…(お前がつっこむな)
カウンタースタッフの手際がよくすぐに自分の番が回ってきてホッとしたんですが、パスポートを提示した時に「居留証確認させてください」と言われて心臓が止まりそうになった。
海外在住の場合出入国の際にその国の居留証を必ず確認されるんですが、久しぶりすぎて完全にそのことを忘れていたんですよね…パスポートだけ持っていけばいいとしか頭になかった。
あってくれ、あってくれ…と祈りながら財布を漁ると、幸い入っていた。
あぶなっ……
もし不所持だった場合どうなるのかは知らないんですけどたぶん面倒くさいことになるんだろうなと。
案の定やらかしかけて草ァ‼︎

(検査場前のモスバーガーも開いてない)
まあでもこれで無事出国できるわ‼︎とウキウキと検査場に向かおうとしたんですが、検査場に入る直前で「現金持ち出しの制限」についての注意書きが目に入り、青ざめるワイ…

台湾出入国時の現金の持ち出し(持ち込み)は一定の金額を超過する場合、事前に申告しなければ最悪没収されるという厳しいルールがあり、実際今年だったか去年だったか日本人が1000万円を申告なしで台湾に持ち込もうとして半額ほどを没収されたというゾッとするニュースがあったところ。
さすがに1000万円はないが、私はこの時円安のこの数年間チマチマチマチマと両替した日本円を全部リュックにぶっ込んでいた…
もし持ち出し制限の額を超えていたら…
申告手続きってどうやるんだ…今からやって間に合うのか…関税とかは…
突如湧き上がる不安に冷や汗をかきながら、必死でその場で所持金全てを数える深夜2時…
すると本当に幸いなことに持ち出し制限の金額はギリギリ超えておらず、そのまま出国できることが判明。
あぶねえええ…‼︎‼︎
一応持ち出し制限についての知識はあったはずなんですけど完っ全に頭から抜け落ちていた。
まあ3年ぶりだから仕方ないとも言えるんですが、本当に色々感覚鈍りすぎというか雑すぎて自分にびっくりですわ。
ちなみに日本の方も現金持ち込み制限はあるものの、税関抜ける前に1枚余分に申告書を書くだけでOKで関税などもかかりませんでした。
セーフ….ッ‼︎

こうして無事に制限エリアへ。
せっかく家を出る前にお風呂に入ったのに冷や汗で汗だくだよもう。
眠くなるどころか目もギンギン。
翌日は大阪到着後そのまま遊びに行く予定だったので機上で仮眠しないとまずいのだが、果たして⁉︎
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