誕生日に、「おまかせコースのみの予約制寿司店」を夫が勝手に予約。
これまでの人生で寿司というとほぼ回転寿司しか行ったことのない自分に果たしてその価値がわかるだろうか…という嫌な予感と緊張の中、中山國小站から徒歩10分ほどのところにある「鮨 初衷」の暖簾をくぐりました。
当然のようにカウンター席のみ。
場違いな高級感にメンタルが失調する…ッ‼︎と身構えたものの、よくよく見ると意外と飾らない雰囲気。
台湾人のたぶんご夫婦で切り盛りされているようで、ご主人は気難しい職人気質みたいな感じではなく物腰柔らか。
こういう店ってなんか特殊なルールとか作法とかがありそうで怖いなと思っていたんですけど、着席したらあとは出されたものを普通に食べるだけでした。(当たり前だろう)
勇気を出して入ってみればなんてことはなく、たぶん日本のめんどくさい系ラーメン屋の方がよほど敷居が高いかもしれませんね…
行ったんだね…USJ。
日本人みたいなお名前ですが、台湾ではよくある名前なんだそうです。
お酒も色々ありそう。
日本酒などはよくわからないので、隣の人を真似してエビスのビールをもらいました。
ちな両隣日本人。
口コミはほぼ台湾人でしたが、在住日本人の間でも有名な店なんでしょうね。
前菜の鮑から2200元のコースがスタート。
鮑、ウニ、煮凝りという食べ慣れないオールスターズが一皿に…!
鮑が新鮮そうでした。
刺身盛り合わせ。
日本語でも説明してくれたんですが、何の魚だったか聞いた瞬間に忘れてしまって何が何だかわからないまま味わいました。
新鮮そうでした。(2回目)
牡蠣。
台湾で生牡蠣食べたの初めて。
あまり得意ではないんですが、鮮度が良さそうでした。(3回目)
刺身2。
まぐろ….かも。
何かの…焼き魚。
焼いたカニ。
寿司は秋刀魚、ウニなど5貫。
とてもお上品な味わいでした。
しかしウニがね…子供の頃に食べてトラウマになって以来避けていたんですが、やはりダメだった。
絶対にすごく品質の良いウニだと思うんですが、そんなことは関係なく自分はウニ不可食人種なのだと再認識。
同行者がウニ好きだったら美味しく食べてもらえたのにもったいない…
ちなみに夫は生モノ全般が苦手なのでそもそも話にならない。(なぜそんな奴が寿司屋を予約した)
海老入り味噌汁と
玉子焼きで〆。
上質な魚を贅沢に味わい尽くすといった内容で、これで2200元はたいへんコスパがいいかもしれないですね。
非回転寿司が初めてでわからないなりにも、素材の良さ、技術の高さは一流のそれだと確信を覚えるところがありました。
しかしまあ、私達のような普段くら寿司でハッスルしてる層が来る店ではないという真理を痛いくらいに感じたというのが今回の食体験としての総括。
こういう食事を心から美味しいと思えるようになるにはきっと味覚と感性の洗練が必要で、自分はあと数百年は要するのだろうなと…
来世で出直します‼︎
デザートは濃厚な栗のプリンでした。
これは素直に美味しいと思ったね。(子供でもそう思う)
場違いな人間がイキってこのような高貴なお店を利用してしまい、本当に申し訳ございませんでした。
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