現在多くの病院では訪問者全員にマスクの着用が義務付けられており、今後長距離バスの車内でのマスク着用義務化も検討されるなど、マスクの需要がいっそう高まる台湾。
しかし今のところマスクの販売は実名登録制で1週間につき一人2枚までと限定的で、まだまだ不足は解消されそうにない。
販売時間になると薬局の前で行列ができているのをよく見ますが、自分に関してはまだ手元にストックがあるため買いに行ったことはないので、実際の入手難易度はよくわからない。

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ネットの情報によると、こういう袋に入れて販売されているらしいです。
で、この薬局で手に入るマスクは台湾でよく見る青色の医療マスクに統一されているものだと思っていたのですが、どうやら実際はいろんなバリエーションがあるらしく

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こんなクソ派手オレンジ色マスクや・・・

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柄物もあるらしい。
ないよりはマシだが、これは着用に勇気を要しそうやなあ。

マスクを法外な価格で販売している業者を通報できる専用ホットラインも設置されるなど、台湾ではマスクの公平な普及のためあれこれ手を尽くしている姿勢が伝わってきます。
日本がマスク転売を放置する理由って一体何?

さらに、日本のネットニュースでも報じられていたようですが、マスクの在庫状況を確認できるアプリも登場。

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「口罩地圖」というアプリで

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グーグルマップとリンクして、マスク販売薬局の位置が確認できる。


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さらにこのように各薬局のマスクの在庫がリアルタイムで確認できるという優れもの
まあ、実際の在庫数が反映されていないとも言われているみたいですけど。

このアプリを作ったのが台湾の天才IT大臣と呼ばれる、38歳のプログラマー閣僚唐鳳氏。
1週間だか1ヶ月だか(不確か)であっという間にシステムを構築したという。

ウィキペディアによると、この唐鳳という人の来歴が凄まじい。
19歳でシリコンバレーでソフトウェア会社を企業、IQ180以上、トランスジェンダー、台湾史上最年少での閣僚就任
鬼才の頂点みたいな人物である・・・
こういう本当に能力のある人を行政で登用する政府も有能ですよね。
かたや日本の名物大臣はセクシー反省大臣って、恥ずかしいよぅ。

今回のコロナパニックでの日本と台湾の政府のそれぞれの対応を見ていて、マスクコントロールにしろ休校判断にしろ、行動のスピードと防疫本気度がまるで違うように感じる。
台湾ではSARSの教訓が生かされているのだろうし、そもそも政府の体質が違うように思えてならない。
どうしたら日本は行動力がアップするんや!





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