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南門市場でちまきを買って、小籠包ランチした後。 
歩いて駅まで戻ろうとするも、たった10分間のその道のりですら、途中で猛烈な喉の渇きを覚える36度の炎天下。このままでは駅に着く前に倒れてしまう・・・
通りかかった85度(カフェチェーン)でコーヒー休憩しようと夫に提案したのだが、あいにくそこには半テラス的な席しかない。
冷たいものを飲めればどこでもいいという私に対し、夫は「クーラーが効いてるところで休みたいから向かいのカフェに入ろう」と言い張った。

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それがこの「CAFE de GEAR」というカフェだったのだが、私は店を目の前に入店をためらった。
私はこういうオシャレカフェに夫と一緒に入るのが嫌なのである。
我々夫婦とは世界観が合わないし、二人で大して会話もないのにムダにオシャレで高額なコーヒーを飲むのがもったいないからである。

しかし暑さに耐えられない夫は、ここでいい!と押し切るようにして入店。
どうなっても知らんぞ・・・!

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最近増えている、古い建物を一棟まるごとリノベした系の店です。
このノスタルジックな扉はもともとついていたものなのだろうか?
入り口からして「ダサい者は入ってくるな」というオーラがダダ漏れだ・・・本当にどうなっても知らんぞ!

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ほらあ。思ったとおりの激烈なオシャレ空間。
店員も客も皆オシャレ。
オシャレじゃないの私と夫だけ。

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窓が大きくいい感じの光が入る店内、オッシャレやなあ!
オシャレすぎて呼吸が乱れるわ。

わりと空席はあったんですけどそれらは予約席なのか、相席でもいいですかと奥の大きなテーブルに通された。
結局その後もずっと空席のままだったんだけど・・・きっとダサい者には理解できないオシャレカフェならではのオシャレシステムで運営されているのでしょう。気にしないでおこう。

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ドリンクメニュー。価格はおしゃれカフェの標準値という感じ。
隣りに座っていた女性二人はボリューミーで美味しそうなパスタを食べていました。
がっつりした食事もできるんですね。

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キャラメルマキアートとラテ。
グラスが二重のオシャレなやつゥー!!ラテアートもオシャレすぎィーー!!

周りはオシャレで若い女性客ばかり。
あらゆるオシャレに包囲されながら、無言でコーヒーをすするノンオシャレ中年二人。
とりわけ夫に関しては大汗をかいて前髪が額にベッタリ張り付いている上にただでさえダサいTシャツには大きな汗じみまでできており、焼き鳥屋の厨房から異世界転移してしまったみたいな異質さを放っていたと思う。

コーヒーを一瞬で飲み干すと、その後は特に話すこともない。結局30分くらいしか滞在しませんでした。
ね、もったいないでしょう?
だから夫とはチェーン店でいいんだよ・・・
果たしてこういうオシャレカフェで本当に純粋にコーヒーを飲むだけ飲んで出ていく人っているんだろうか。

すごくいい雰囲気だったしコーヒーも美味しかったので、また来たいとは思いました。
今度は絶対友達と行きたい。





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