数日前、入院中のおばあさんの状態が悪化したと義父から夫に連絡があって一瞬緊張が走ったが、その後どうにか持ち直したそう。
数年前にまだ自力で歩けていた頃に一度会ったことがあって、その時はまだ多少発話があったのだけど、ここ1年ほどは寝たきりで意識もはっきりしていないらしい。
御年93歳のおばあさんは、日本統治時代の台湾を18歳頃まで生きた正に歴史の生き証人。
夫によると以前は日本語も話せたそうで、日本の童謡が好きだというし、本当に過去に日本と交わりがあったのだなあと、対面した時はどこか不思議な気持ちになりました。(童謡50曲くらい入ったCDをプレゼントしたら喜んでくれた)
もしおばあさんがまだ元気で会話もできる状態だったらそして私がコミュ障じゃなかったら日本時代の生活がどんなだったかをいろいろ訊いてみたかった気もする。
まあでも話したくないようなこともあったかもしれないし、機会があっても尋ねる勇気はなかったかもしれないですがね・・・





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さて、続・永康街散策。

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師範大学側の路地を歩いていると見かけた日本家屋。
てっきり取り壊しているのかと思ったが、屋根が新しくなっているのでリノベみたいですね。
誰か住むの・・・?それとも資料館とかお店になるのかな。
台湾人の歴史的建造物保存精神は本当に素晴らしい。

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これは歴史的建造物ではなく普通のアパートですが、塀の上にガラスがぶっ刺さっている。
防犯対策らしいですが、見た目が物騒すぎてなんか・・・

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近々友達に荷物を送ることになったので、ついでに近くの郵便局にダンボールを買いに立ち寄りました。

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別にどんな箱を使って送ってもいいと思うんですが、私はいつも郵便局の鳩のマークの「便利箱」というやつを買ってます。
3番の大きさだと110元で、郵送時その価格分が送料から差し引かれるようになっている。

しかし郵便局というのは、「係員によって対応が違う」の代表のような場所ですね。
前回この便利箱を使ってEMSを送ったときは局員が「この大きさだと〇〇kg以内なら送料一律」みたいなことを言ってたので、この日も一応確認してみたんですよ。
しかしここのおばちゃん局員は質問の意味がわからないのか決まりをよく理解していないのか、何度訊いても一貫して「EMSの最大積載重量は30kg!30kg以内なら何kg入れようとアンタの勝手だよ!」としか言わず、膠着状態・・・
ネットで調べますね。


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道端で何かの抗議活動に遭遇。
もらったチラシを見たところ、政府による財産差し押さえに反対という内容だった。

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日も暮れてきて、そろそろごはん時。
飲食店を探します。
こちらも有名な台湾料理店ですね。
お客さんはいたけど1、2組程度って感じでした。

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天津蔥抓餅は夜になると更に列の長さを増していました・・・強い。

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ラーメン屋とかも賑わってる。
やはり、伝統的な台湾料理店とか外国人観光客受けしそうな店がちょっと寂しい感じですね。

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ラーメンもいいなと思ったんですが、せっかく東門に来たし・・・
ということで、よく名前を聞く「東門餃子館」に入ってみることにしました。
とても有名なお店ですが、私は初訪問。どんな料理があるかワクワクです。





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閑古鳥が鳴くお店もちらほらとある中で、こちらは外から見ても活気があるのがわかりました。
ガイドブックとかにも載ってる系だと思うので観光客向けなのかと思ってたんですが、台湾人人気もあるみたいですね。

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店先には立派な鯉がうじゃうじゃと泳いでいます。

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わあ・・・キモい。


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まだ晩御飯には少し早いくらいの時間でしたが、1階席のテーブルは半分以上埋まっていてその後も続々とお客さんがやってくる。
人気店なんだなあ。ますます期待が高まります。

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箸袋もオリジナル。

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メニューはパーフェクトな日本語併記。
日本人にも有名な店ですもんね。
看板メニューの水餃子、蒸し餃子、焼き餃子の他に火鍋も有名らしい。
鯉を飼ってるくらいのまあまあ立派なお店だし、店構えからするとこんなもんかなとも思うけど、予想していたよりは価格設定高めな印象かも。

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炒め物とかの皿料理も充実してます。
餃子兼その他中国料理全般がいろいろ。

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小菜もバリエーション豊かです。

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私はいつもの台式泡菜。
夫もいつもの小魚豆干。

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調味料入れと一緒に皮付きニンニクが完備。
これをどうしろと言うんや。
私もニンニクは大好きですがさすがにそのままかじるのはちょっと・・・
でも置いてあるってことはいるんだろうな、かじるガチ勢が。

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さて、注文から程なくしてやってきたエビ炒飯ですが・・・ミックスベジタブルが入ってるよ?

神話級の炒飯職人がそこら中にいる台湾だし、ましてや永康街の有名店の炒飯なら絶対に期待していいはず。
そう思ってテカテカ注文したんですけど、これは一体全体どうしたことかな。

大っ嫌いなんですよねえ・・・ミックスベジタブル。ぶっちゃけ好きな人いないでしょう・・・?
たとえ自分の母親が作った炒飯であっても、ミックスベジタブルが入っていたらキレますよ私は。
それがこんな本格中国料理店で、永康街の有名店で、炒飯に、ミックスベジタブル!
はあーーーーーっっ!!(憤怒の溜め息)

エビは身が大きくてプリプリだし、味付けも悪くはなかったんです。
ただミックスベジタブルとかいう料理クラッシャーのせいで、0点。
店長・・・せっかくの炒飯に何してくれとんやホンマ。

ミックスベジタブルはホントダメだ・・・少し入ってるだけでその料理がポンコツに見えてしまう。
別に野菜は悪くないのに、どうしてミックスベジタブルに加工されると安っぽくて気持ち悪くなってしまうんでしょうね。


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こちらは豚肉の蒸し餃子。
特筆するほどではないですが、皮がもちっとしていてまあ美味しい。
油は少ないのでヘルシーな感じですが、皮の厚みのせいで結構お腹にたまりますね。

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蔥爆牛肉(牛肉の葱炒め)
牛肉がすごく柔らかい。
これが一番美味しかったかなあ。

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酸辣湯。
酸味が強いタイプで、かなりあっさりしてました。


正直に言うと個人的には、全体的にすごくウマ~!っていう感じではなかったです。(なにより炒飯でマイナス50点)
なんか嗜好性が低めというか、いい言い方をすれば優しい家庭的な味わいというか・・・
でも観光客のいない今でもこのお客さんの入り方だし、人気があるのは間違いないようです。
安定感ある老舗の味が近所の人に支持されているっていうところなんですかね。
店員はテキパキしていて好印象でしたよ。

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煙突のようなもののついた不思議な形の鍋で食べる酸菜白肉鍋。
周りのテーブルで食べてる人が多かったので、もしかするとこの店の本領は鍋で発揮されているのかもしれないな・・・
次に来ることがあれば食べてみようかな。





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