日台融合巻き寿司　米達人 : 台湾ごくつぶし

朝市からホテルへの帰り道。
コーヒーが飲みたくなったので、「cama」に立ち寄りました。

camaはテイクアウト向けのコーヒースタンド。(店内に少しだけ座席がある店舗も)
台湾は本格的なコーヒーがどこででも気軽に買えるからいいですね。
チェーン店でもしっかり美味しいのが嬉しい。

こちらの何かのブランド牛乳？を使ったラテが2杯目半額だったので2杯テイクアウト。
受け取る時に店員さんがHave a nice day的な内容の声掛けをしてて素敵でした。(具体的に何と言ったかは忘れた)
いいですねそういうの。

ホテルの部屋に持って帰って一息つきました。
美味しかったんですけどホットの方がなぜかカップの底からコーヒーが微妙に滲み出てて飲みにくかったわ・・・nice dayの出鼻をくじかれた感じ。(そんなことで)

ちょうどNHKのニュースで台湾で鬼滅の映画公開と報じていた。
実は私まだ観に行ってないんですよね。
早く観に行かないと非国民のレッテルを貼られてしまう・・・！

チェックアウト後、まあまあ大量の荷物を抱えながら中山まで歩いていきました。
心配性なのでたった1泊の外泊でも「あれもいるかも」「これもあった方がいいかも」と色々考えて荷物が大量になってしまうんです。

そして三越の地下へ。
朝ごはん食べたばかりでぜんっぜんお腹は空いていなかったけど、何かお昼ごはんを買って帰ることにしました。

鼎泰豊は満席状態。
観光客のいない今は、永康街の本店よりこっちの方が集客力がありそうです。

「米達人」というおにぎりや海苔巻きの専門店で買ってみることにしました。
こういう日本のデパ地下にありそうな感じのおにぎりや寿司の専門店、台湾では珍しいので気になっていた。

おにぎりというよりは巻き寿司が中心みたいですね。(よく見るとおにぎりらしきものは1種類しかなかった)
一見すると日本のお店かと見紛うほどですが・・・

よくよく観察すると、具が台湾的。
「紫蘇洛神(紫蘇ハイビスカス)」って・・・！
調べたわけではないが、絶対に日本の会社ではないな。

本当にパッと見は完璧な日本のデパ地下のお寿司なんですけどね。
ハイビスカス以外にもそれぞれ鴨蛋黃(アヒルの卵)やら肉鬆やら何かしら台湾的な食材が入っているみたいで、純日本風なアイテムはいなり寿司と玉子の寿司くらいだったなあ・・・
何が何でも日台を融合したろうという信念を感じます。

巻物系は半分にカットしてくれました。
たまごロールの具はハム、きゅうり、マヨネーズ、そしてナッツというエッジの効いた組み合わせ。
薄焼き卵がすごく滑らかな食感で、プロの仕事を感じました。
中の具材こそあんまり日本的ではないですが、酢飯もパサついておらず美味しくて、全体的な完成度は高いかも。
アヒルの卵入りは食べる勇気なかったので夫にあげましたけど・・・
欲を言えば普通のかんぴょう巻とか純日本な具材だったらもっと嬉しいけど、日本のデパ地下寿司風のモノとしては十分なクオリティでした。

おまけ