夫が突然陽明山に行こうと言い出した。

その昔陽明山に行ったときは夜景を見るために夜に暗い山道をゴリラの危なっかしい運転でヒヤヒヤしながら登ったものですが、今回は昼間に行ってみました。

夫からの提案だったので、きっと何か行く当てがあってのことなのかと思ったら、山を登りきってからちょっと店を探すわ・・・と車内でグーグルマップを開く奴。
おい、調べとけ!

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なんかカフェやレストランが一番多く集まっているらしい「花之谷」というエリアがあったようなんですが、なんとそこに至る道路が通行止めっていう。
他に良さそうな飲食店も見つからず、窮地に追い込まれたみたいな顔になる夫。
もしこれがデートだったら、この時点で私は自力で下山する。

結局は私がマップで見つけたレストランに行くことになったのですが、まあ駐車場が遠いこと。
32度はあろうかという外気にさらされながらレストランを目指して山道を歩く・・・

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そしてたどり着いたこの「好様秘境」。
台北で多くお店を展開している高級レストラングループ「VVG」がやっている店だそうです。
しかし高級レストラングループの店の割に入り口の鉄門が派手に壊れていて、入店前から一抹の不安が。

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お店はちょっと斜面を登ったところにあり、隠れ家感ありです。

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外装、内装ともに白を基調にしていて、女性好みな感じ。
窓やガラスの天井が大きく取ってあるので、山の中にいる気分を損なわれません。
入口の門は壊れていたけど、内部は問題なさそうでホッ。

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しかしホッとしたのもつかの間・・・肝心のメニューです。
高級レストラングループが経営の山中レストランとか、絶対安いわけがないだろうとは予想していたんですがね。

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予想通り、いやそれ以上に高い。
メニューはパスタやサンドイッチ、肉、魚などの西洋風料理がいろいろありました。
メイン料理はおよそ400~700元という価格設定に慄く私と夫。

こんな記念日でも何でもない日にどうしてこんなおセレブ料理を?しかしお腹は空いているのでコーヒーだけというわけにもいかず、パスタ、サンドイッチ、ライスコロッケを震えながら注文しました。
山中価格だから仕方ない・・・ここが富士山だったらこんな値段じゃ済まないぞ、そう自分に言い聞かせて落ち着こうと努めました。

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しかし問題は、価格よりも提供時間の長さ。
レビューで遅っそい遅っそいと死ぬほど書き込まれていたので覚悟はしていたのですが、このライスコロッケが出てくるまでに40分。

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入店自体が14時近かったので、もうお腹が空きすぎて貪るようにライスコロッケを食べる私達。

味の感想なんて、美味い以外に特に何もありません。

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そしてさらにきのこのパスタとビーフサンドイッチは注文後1時間してやっと到着。

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美味いけども・・・とにかく遅すぎて、待っている間にしんどくなってしまいました。
もしここがファミレスならエリアマネージャーがすっとんできて店長がボコボコにされてますねきっと。
テーブル数はそんなに多くないのに、そこまで忙しくなるかあ?
キッチンのオペレーションは一体どうなっているのだろうか・・・

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コーヒーももちろんお高くてそろそろショック死しそうだったんですけど、何よりびっくりしたのが夫の注文したカフェラテ(奥)のカップ。
把手がないよ!?
お抹茶すする的に両手で飲むコーヒーとか初めて見たわ。
高級店のカフェラテはこういう感じが流行ってるんですか?

ちなみにお会計はサービス料込でおよそ1500元。
サンドイッチとパスタとライスコロッケで5000円超えかあ。夢かな?

いずれの料理も味は文句ないですが、提供時間が鬼遅い&値段が鬼高いところで、かなりモヤモヤしたランチになりました。
例えばこれで席から山の下の景色が一望できるとかだったら救いもあるんですが、林の中なので窓の外には木しか見えんしな。
高級レストランと評されている割には水のグラスがIKEAだったりとか、トイレがあんまりきれいじゃなかったりとかも、なんかさあ・・・

それでもVVGがやってるっていうだけでお客さんはこぞってやって来るんでしょうか。
私個人的には、ただただ値段に見合わんなあという感想しか残りませんでした。

まあ山中の飲食店にコスパを求めるなってことですよね。
市街のVVGのレストランはきっと値段に見合った最高のサービスを提供している・・・はず。