台中に行ったのももう1ヶ月前か。
え・・・2018年の半分が終わったの?ウヴォエエエッ!!(現実に頭がついていかなくて嘔吐)

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この度の旅行では、せっかく台中にやって来たわけなので台中を代表する観光地に行こうということで

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彩虹眷村(レインボービレッジ)に行ってきました。
彩虹眷村は新幹線の台中駅からタクシーで15分ほど。
有名な場所なのでタクシーの運ちゃんもすぐにわかってくれて問題なかったです。

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眷村(ジュエン ツン)とは戦後蒋介石率いる国民党が大陸から台湾に移ってきた際に作られ、国民党の軍人とその家族が住んでいた集合住宅。
時代が変わって眷村の取り壊しが進む中、この彩虹眷村は一人のおじいさんが何がきっかけか知らんが壁画を描き始めたことで有名になり、今では台中の観光アイコン的存在になっているらしいです。

テレビやネットで目にしたことはありましたが、実際に間近で見てみると思っていた以上に色彩鮮やかで・・・目と頭がおかしくなりそうでした。

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台湾人、外国人問わず観光客がいっぱい。
この真ん中の人のレインボーの短パンは、ここに来るためにこういうコーディネートにしたんでしょうか。

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独特のデザインとタッチですね。
80代だか90代だかのおじいさんが描いたとは思えないような、カラフルでサイケデリックな壁画は圧巻。

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猫ちゃんの絵も!
かわい・・ぃ・・・うん、かわいい。かわいいぞ。

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どんなテーマに沿って描いているのかはわかりませんが、ただポップなだけではなく狂気を感じさせるところが得も言われん魅力を生み出しているような気がします。
狙っては描けない天性の芸術感ですね。

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なんかところどころ作画が違うような気がするイラストもあり。
おじいさん以外にも誰かが手伝っているんでしょうか。

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大量のペンキが置いてありました。
これだけの広範囲を塗るのにどれだけペンキを使ったんだろう。

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こちらのパネルの人物が、彩虹眷村仕掛け人のおじいさん。
90歳近い方らしですがご存命で、時々この場所で姿を見ることができるそうです。
せっかくなので会ってみたいなあ。

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と思ってたらいらっしゃった。
この暑い中でもお元気そうでした。
すごいなあ。老いてからでも偉業を成し遂げるその行動力とセンス。

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オリジナルグッズ販売コーナーもあり、意外と商業化していることを知る。
入場料を設けていないので、こういうところで何か買って保存費用に貢献すべきかもしれませんね。
何も買わなかった私が言うことではないが。


規模的にはこじんまりとしていて15分もあれば一通り見終わるんですが、台中に来たからには見ておいて損はないと思えるアートスポットでした。