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真夏のように気温が上昇した11月のある日、台北を離れ一泊旅行に行ってきました。
行き先は数年ぶりの、宜蘭礁溪温泉。
温泉に行こうっていう日に限ってこんなに暑くなるなんてなあ。

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高速を下りた途端に広がる田園風景。
台北からは1時間以内で到着するので大して離れた場所ではないのですが、まるで別世界です。

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ノスタルジー感ぱねえなあ。
台北には踏切がないので、こういう風景を目にすると地方都市に来た気分が一気に高まります。

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ホテルに車を停めて、早速礁溪車站周辺を散策。

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と言っても暑くてまともに散策できる感じではなく・・・日陰に隠れながらゴキブリのようにカサカサと移動し、ごはん屋を探す。


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駅前の繁華街には小吃店や熱炒店がたくさんあるのですが、中でもやたらと賑わいを見せていた「八寶冬粉」と書かれた店に入ってみることにした。
「台湾小吃百大名店第21位」だって。
礁溪の名物グルメなのだろうか?

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店内は観光客というよりは地元の人でいっぱい。

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看板メニューの八寶冬粉の他、麻醤麺やスープ類、魯肉飯などもあり。

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小菜(前菜)の種類が豊富で思わず目移り。

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揚げナスときゅうり、あと嘴邊肉という豚肉をチョイスしてみました。

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私は看板メニューの八寶冬粉の冬粉(春雨)を油麺(中華麺)に変えたもの、夫はモツ入の冬粉と魯肉飯を注文。
夫は幼い頃宜蘭の祖父母のもとで育ったらしく、そこで毎日のようにおばあちゃん特製の魯肉飯をはちきれるまで食べさせられ、そこからデブの歴史が始まったと語っている。
どれだけデブになろうと、魯肉飯は人生に不可欠なソウルフードらしい。

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八寶油麺。
肉羹(肉のつみれ)やエビなどいろんな具材が入っているから八寶と名付けられているのでしょう。
スープはあっさりめで、よくある台湾のスープ麺という感じ。
しょっぱいもの大好き野郎的には、なんか味足りないぜ!!
美味しかったですが、日本人の味覚向けではないかなあ。
台湾の人はこういうごった煮みたいなあっさりした麺類好きですよねえ。
小菜は全部美味しかったです。

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箸にも店名がプリントされていて名店らしさを感じさせます。
20年ほどの歴史があるお店だそうです。

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ふと目に入った、店の片隅にあった年季の入った業務用冷蔵庫に・・・

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著作権のあかんネズミが・・・
まあでも、もしかしたらこれディズニーが作った冷蔵庫かもしれませんしね。(99.9999パーセント違うだろう)



礁溪八寶冬粉
台灣礁溪鄉中山路二段131號262