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何か、よからぬ雰囲気。 

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ほら始まったァ!!

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ほあんばお「二度とすなよォ!」 

隙あらばほあんばおにちょっかいを出すぽんぽ。
昔と比べてどんどんふてぶてしくなってきています。

っていうか

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デッブ…





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さて、またまた新莊の過疎穴場ショッピングモール「宏匯廣場」に行ってきました。



お昼時だったのでとりあえず何か食べることに。
雨だったので前回来た時よりは混んでいました。
雨の休日ってデパートやショッピングモールに行くしかないもんな。

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フードコートで食べてもいいかなと思ったけど、いまひとつピンとくるものがなく。 

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というわけで別のフロアの「洋城」というイタリア料理店にやってきました。
店名、店の雰囲気、メニューから判断するにイタリアンチェーンの「洋朵」の姉妹店で間違いないと思います。

行列などはしていなかったがちょうど満席だったようで、入り口の前のベンチで待つように店員に言われた。
しかしその後なかなか案内の声がかからず。
私はそんなに空腹でもなかったので気長に待っていたんですが、20分ほど待った時点で私達より後から来た客がすんなり案内されているのを見た夫が突然キレて店員に食ってかかっていった。
「なんで声かけないんだ!待ってるの見えてるだろ!」と怒号を上げる夫に、何度も平謝りする店員。
それでも怒りがおさまらずに店員を責め続ける夫を私は異常に感じ、背中をグーでどつくと夫はようやく我に返って席に着いた。

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(明るく広々とした店内) 

普段は温厚であまり自分の意見が言えるタイプではないが、たまにこうしてよくわからんタイミングで怒りを爆発させることがある夫。
確かに今のは完全に店員が悪かったとは思うが、失礼ながら台湾の飲食店じゃ日常茶飯事なことだし「あんなキ◯ガイみたいな怒り方するほどのことじゃないよね。キモいよ?」と私は夫を諭した。

すると夫は気まずそうに非を認めつつ、「今は温厚ボーイ(おっさん)として定評があるけど、僕は昔はけっこう脾氣不好(キレやすい)な子供だったんだ…」と突如昔話を始めたーー。

✳︎✳︎✳︎

小学生の頃の夫は、いじめっ子だったらしい。
怒りっぽく口より先に手が出る乱暴者で、何人のクラスメイトを叩いて泣かせたかわからないという。
何年生かになった時に父兄授業参観のようなイベントがあり義父が参加したそうなのだが、授業終了後にクラスメイト数人が義父を取り囲み、「僕たち◯◯君(夫)にいじめられました」と直訴するということがあったという。
ヤバすぎでしょ。

その話だけで「あっこの人の子供時代やばい」とドン引きするに十分だったんですが、義父もその時「へ〜ごめんねww」みたいな感じでまともに取り合わず、夫へのお咎めもなかったのだという。
父子揃ってヤバスギでしょ。

その後も傍若無人に日々を過ごしていたそうだが、ある時そんな夫の意識に変革を起こす事件が起きたという。
それはある日の教室での「朝の会」。
当時夫の学級では毎日の朝礼の際にその日誕生日の生徒が教卓の前に出て、クラスメイトにお祝いしてもらうという習慣があったそう。
その際親しいクラスメイトがバースデーカードやプレゼントを渡すのが通例となっていて皆必ず何かしらを受け取るそうなのだが、夫の誕生日の時は誰一人として何も渡さなかったらしい。
クラス史上初の無プレゼント。まさに公開処刑。
夫はそこで初めて「自分が嫌われている」ことを意識してショックを受け、その後いじめていたクラスメイトに謝罪し、そこからは逆に自分を殺して周りにヘコヘコしながら生きていくようになったのだという。
ざまあと思う一方、なんか胸が痛い…ッ!!

要するに、時々謎なタイミングで激昂するのは殺したはずのあの頃の自分が今もたまに牙を剥くのだいうことを言いたいようだ。
たいていの場合は周りに迷惑かけるレベルではないので別に問題というほどでもないが、夫は掘れば掘るほど闇が出てくるなあという印象がまた強まった。
夫の過去とかそんな興味ないんですけど、多分これからもなんかのきっかけで闇深い新事実が掘り起こされることがありそうです。
ま、私もわりと似たようなものだけどね。(暗黒微笑)


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さて、メニューをチェック。
やはり洋朵とほぼ同じようなパスタラインナップ。
98元でセットメニューにできるのも同じですね。

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一方で洋朵にはなかったかな?というブランチメニューなども見られました。

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さらに英国式アフタヌーンティーなども。
598元でこの内容なら結構いい感じ?

単品でパスタを頼もうかと思っていたんですが、お得そうだったのでパスタ×2とサラダ、ドリンクなどがついてくる988元の雙人套餐を注文することにしました。

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スープとパン。
皿が深くてスープの量が半端ない。
小食の人はこれだけである程度お腹いっぱいになるんじゃ…

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鴨肉と桃のサラダ。
こちらもボリュームたっぷり。
缶詰の桃が意外といいアクセントでした。

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チキンナゲット…ん?頼んでないぞ?
と運んできた店員を呼び止めると、「招待(サービス)です」と。
一瞬意味がわからなかったのだが、夫がクレーマーみたいなことしたからか!
すっっっごい恥ずかしい。
夫も気まずくなって店員に「謝謝謝謝」と何回も言うもんだから余計に恥ずかしい。
すごいチキンナゲット食べたかった人が情けで恵んでもらったみたいじゃないか…
っていうか店員もサービスならサービスと言ってくれないと何も伝わらねえぞ!?
やっぱりちょっとオペレーションが雑な店舗なのかな…と思った次第。

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こちらは正規注文のチーズポテト。

洋朵でも同じメニューを食べたことがあるが、これめちゃくちゃおいしい。
奪い合うようにして完食。

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パスタはベーコンペペロンチーノと

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ジェノベーゼチキン。
麺がちょっと茹ですぎ感でしたが、どちらも味は悪くない。

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ドリンクはアイスコーヒーにした。
先に持ってきてね、と言っても食事のだいぶ後半で運ばれてくるのは台湾の常識。

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デザートはクレームブリュレにしました。
おいしいおいしい。

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サービス料込みで1087元。かなりのボリュームでコスパのいいセットメニューだったと思う。
伝票も雞塊【招】となっている…恥ンずかしいィィィ!!!
絶対キッチンでなんか言われてるだろうなあと思うと死にたくなる。
まあ一番悪いのは店員なんですけどね。

私はこんな時余程のことでないと、相手が悪くても事を荒立てたくない。
というか「中国語で相手の非を指摘すること」が大きなチャレンジなので、台湾では店員にどんな扱いされようが心を無にして流してしまいます。
もしこれが日本でだったらどうするだろうかなあ…
もう日本を離れて数年経つので、そういう感覚がわからくなってきてるかも。

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レジの横にちょこっとケーキとパンも売ってました。

全体的にカフェ寄りな雰囲気がコンセプトなのかな。
トラブった店には二度と行きたくないと夫は言うだろうが、コスパも味もよかったので私はまた利用してもいいと思いました。




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