再チャレンジ : 台湾ごくつぶし

最近スーパーで相次いで実況系のレジ係に遭遇した。

①全聯で遭遇
「(野菜のバーコードを通しながら)これバーコード通らないわ」「もう一回通してみるわ」「どうしてダメなんだ」「もう一回」「諦めるわ…(ようやく手で打ち込み)」
②カルフールで遭遇
「(お菓子のバーコードを通しながら)このラムネ美味しいよなあー」「(洗剤のバーコードを通しながら)これよく売れるなあー」「(会計中に夫に向かって)あなた私の友達にそっくりだわ」

まあ、ちゃんとやるべきことさえ出来ていれば仕事中に何を喋ろうと店員の自由ですけど…本当に自由だなと思う。
台湾のスーパーの店員ってコンビニ店員と比べて幸福度高そうな気がする。

さて、少し前のことになりますが…

果物屋で「仙桃」を再び買ってみた。

この黄色いやつが仙桃。

前回初めて食べた時は完熟前の状態で食べてしまったようで、渋みの塊みたいな味で地獄を見たが…

(追熟ゾーン)

今回はしっかり追熟させます。
仙桃が本気出したところ、見せてもらうわよ…！

購入時は石のようにカッチカチだったので追熟はかなり時間がかかりそうだと思っていたが

ほんの4、5日でぶよっぶよになった。
あんなに硬派を気取ってたわりに堕ちるまでが早いな。

というわけでいざ実食。
見せてみろよ！本当の実力を！

こ……
これは………
めちゃくちゃ甘い！！

初回時の渋みが嘘のように、まったりと絡み付くような甘みがある。
そして果物のくせにまるで焼き芋のようなホクホクとした食感が気持ち悪い。
独特の香りや風味というのは特にないのだがとにかくねっとりとして甘く、火を通したさつまいも芋類を食べていると本気で錯覚するような食感。
しかしどことなく青臭くて気持ち悪い。
夫も同感で「なんかキモい」という感想を述べていた。
不味いまではいかないけど、なんかもう二度と食べたくないと思った。

【仙桃チャレンジ　〜完〜】