肩幅広杉男。
さて。竹圍漁港散策、最終回は市場編です。
自分で確認できた限りでは市場らしき施設は2箇所ありました。
一つはこちらの吹きさらしの小さな魚市場。
水揚げされたばかりの魚やイカなどが床にダイレクトに並べられていました。
雰囲気的に業者向け?
もう一つは駐車場から橋を渡ったところの広場のすぐ前にある、「竹圍漁港漁產品直銷中心」という屋内市場。
さっきの小さな市場はおまけのようなもので、こちらが漁港最大の見所ではないかと思います。
市場の入り口の横には美味しそうな魚丸を売ってるお店がありました。
手作りっぽい。
なかなか
ヒエッ…
混んでるなんてもんじゃない。
師走か?っていうほどの大混雑。
奥に進もうにも進めません。
魚屋の呼び込みに人が群がっていた。
不思議な言葉(台湾語だとは思う)を恍惚の表情で聞く人々。
人をかき分け奥の方まで来るとちょっと空いてきた。
立派な魚がたくさん。
大量の牡蠣も。
「烤生蠔一斤180元」と買いてありますね。
ここで焼いてくれるのかな?
イカ大集合。
台湾はイカがよく捕れるイメージがある。これもおそらく近海で捕れたものなんでしょうね。
それにしても台湾は「イカ」に当たる名詞が多すぎると思う。
タコは章魚しかないのになぜ…
※透抽、軟絲、花枝、小卷、中卷、魷魚←ぜんぶイカ
何の魚かは分かりませんが安いですね。
台湾のスーパーで売ってる魚はほとんどが切り身だし新鮮そうなものが全然ないので、魚好きの人はこういう市場に買い出しに来るんでしょう。
でっかいロブスターも生きてます。
市場ーヌもおりました。
めちゃくちゃ太ってる。
市場の人に色々もらってるんだろうな…
客が連れて来てる犬もいっぱい見ました。
インコを肩に乗せてる人もいたし、もう何でもありです。
せっかくだし何か買って帰ろうと思ったんですが、大きな魚は買っても捌けないしなあ…
ということでこちらの干物やしらすなどを売っているお店でちょっと買ってみることに。
ハッ…この小さい魚を開いて干したやつ、自分が好きなやつの気がする。
日本のおつまみでこういうのありますよね。
スルメも安いなあ。買えばよかったと今後悔。
魚市場なので魚介類メインですが、野菜もちょっと売っていた。
スーパーではめったにお目にかかれない山菜「過貓」を発見。
けっこう好きなので買っていきました。
市場は2階建で、2階の方はレストラン街らしい。
階段を上がり、恐ろしげな仕切りカーテンの入り口をくぐった先に広がっていたのは…
広大な実家のような空間。
何だこの雑然とした飲食スペース…
お店の人の子供らしき子数人がテーブルで宿題とかしてて本当に家みたい。
テーブルの周囲を個々の海鮮レストランが取り囲んでいる形で、このテーブルで食べてもいいし個々のお店の中で食べてもいいというスタイルのよう。
なんだか異国感とレトロ感がすごいわ!
この日市場で買ったもの。
干物は「醉魚」という名で売られていて、何の魚なのか調べたところ「宋楚魚」と出てきました。(なおどういう魚かは不明)
しらすは一斤(約600g)で200元という破格。
好きなんですけど、台湾のしらすって塩茹でされてるのでかなりしょっぱいんですよね。
こんなに大量にどうやって消費しようかな。
「醉魚」は加熱用らしいので網で炙ってみました。
うんめえぇーーーッ!!!
皆さんがご想像されてる通りの味です。
魚不足も解消できるしこれはいいおつまみ。
あとそのまま食べられるスルメも買いました(90元)。
まだ食べてないけど絶対美味しいやつ。
竹圍漁港漁產品直銷中心、イケてるおつまみ天国でした。
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