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本日5月31日発表の台湾国内新規陽性者数は274人、過去の追加分が73人、死者が15人。
収まる気配、なし…



さて。先日、夫が一回目の新型コロナウイルスワクチン接種を終えた。

もともと接種には乗り気でなかった夫だが 、職場からの指示で実質拒否権はなし。
社畜wwと最初はからかったりしていたが、接種の日が近づくにつれて夫と私の間には緊張感が高まっていった。
何せ接種するのは他の国でなんだかんだと言われているアストラゼネカワクチンである。(台湾では2021年5月時点で接種が行われているのはアストラゼネカ製のみ)
メディアで伝えられている副反応は頭痛、発熱、倦怠感などなど、 そして台湾ではまだ確認されていないが、重篤な場合血栓ができて死亡することもある…

副反応のニュースを調べれば調べるほど私は恐ろしくなり、 夫に「本当に打つのか?」と意思を確認した。
しかし夫は「職場の命令だからしょうがないもん」と諦めたように答えるだけだった。

接種当日。
夫が病院に向かった後、私は副反応によって死亡した人のニュースを目を皿のようにして調べながら(やめろや)「夫がちゃんと帰ってきますように」と心から祈っていた。
確率は低いとはいえ死亡例があるし、十分な治験も行われていない未知のワクチンである。
死ななかったとしても一度接種してしまえば今後いつどんな副作用や後遺症が現れるかなんて誰にもわからない。
夫が死んだり働けなくなったら私と猫はその日から露頭に迷うことに…(そこかよ)
はっきり言ってめちゃくちゃ怖くて気分が落ち着かず、ちょっと食欲も湧かないくらいだった。

しかし朝ごはんを食べている時にふと思った。(食欲あるやん)
こんなに怖いと思うのは、敵の実態をあまりに知らなすぎるからなのでは?
ワクチンの仕組みや特性が理解できれば、この不安感は多少消えるかもしれない。
むしろワクチンの素晴らしさに気付き、自分もいますぐに打ちたい!と思うようになる可能性すらあるかもしれない、と。
そこで、アストラゼネカ製のコロナワクチンについて一度ちゃんと調べてみることにした。
アストラゼネカのワクチンは「ウイルスベクターワクチン」タイプのコロナワクチン。
ウイルスベクター…その時点で何だそれだ。
ド文系なので頭が痛くなりそうだったが、ざっと調べて自分なりに理解できた情報をまとめてみたところ…

●新型コロナウイルスの表面のタンパク質の遺伝子をベクター(運び屋)となるチンパンジーのアデノウイルスに組み込んで体内に注入し、細胞に運ばせることで抗体を作り出すという仕組み
これまで世界で承認されたウイルスベクターワクチンは2種類のエボラワクチンのみ
ウイルスベクターワクチンは使用するウイルスによっては発がんなどの懸念がある



_人人人人人人人人人人人人_
   > 余計怖くなっただけ <
 ̄Y^Y^Y^Y^Y^Y^Y^Y^Y^Y^
Y



つまり今頃夫の体内にはチンパンジー的な何かが…と想像すると、もう夫に二度と会える気がしなくなってきた。

しかし夫はお昼過ぎにちゃんと家に帰ってきた。
体調を尋ねるとどうもないという。お昼はドライブスルーでマクドを買って食べたという。
そんな血管詰まりそうなもの食べてんじゃねえよ!とイラッとしながらも、とりあえず夫が死なずに無事に戻ってきたことに一安心した私だった。


が……
 

夕方ごろから頭痛、微熱(37℃)、全身の倦怠感、下痢、嘔吐の症状が現れ、夫は完全に寝込んでしまった。
噂の副反応をここまでフルコンプリートするなんて…

夜中、寝ている間に死んでしまうんじゃないか?と本気で不安になり、涙が出てくるほどだった。
なので翌朝居間で朝マックを食べながら異世界アニメを観ている夫の姿を見た時は、心から安堵した。(血管が詰まりそうなものを2日連続で食べる夫)

しかし副反応が強く出やすいとされる2回目の接種はどうなってしまうのだろうか…とまだ不安は続くし、その2回目が終わった後だって延々と不安がつきまとうだろう。
打った直後大丈夫でも、1年後、2年後、5年後にどんな影響が出るかなどわからない。
十分な治験がされていないワクチンなのだから。

ファイザーとモデルナはアストラゼネカより安全みたいなことも言われているようだが、それらだって過去に承認・実用されたことのない人類初のmRNAワクチンで、一度打ってしまえば長期的に見てどのような影響が出るかわからないのは同じ。
そんな人体への安全性がかなり不透明な異物を体に入れるのは、私にはやはり実験体になるかのように思えて抵抗しかない。
もし結果的に安全性に問題がなかったとしても「いつか変な病気になるかもしれない」と時限爆弾を抱えたような不安感がつきまとう日々が接種したその日から始まるのだ…
ワクチンの安全性が証明されるまでずっと、何とも言えぬ憂鬱感が続くのだ…
一度打てば、元の体には戻れない……
なんというか、自分がワクチン接種したら身体よりメンタルが保たない気がする。



台湾では今年3月、国民に先駆けて行政院長と衛生福利部部長がアストラゼネカ製ワクチンを接種したところを映像で公開している。
国民にワクチン接種を推奨する指導者達は全員このようにすべきだと思うが、日本の官僚達の中にはもう接種したは人いるのだろうか?
まあこの映像もワクチンの瓶の中身が生理食塩水に入れ替わっている可能性がゼロであるとは断言できないけどな


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最近テレビのニュースを見てると、ワクチン接種が進んでるアメリカやヨーロッパのどっかの国の生活が正常化していますみたいなニュースがよく流れるんですよ。
(カフェにて男性)「やっと元の生活が戻ってきたよ
(博物館にて女性)「マスクしないでいいっていいわ〜
みたいな映像。
ああいうのね、ワクチン打たせるためのプロパガンダ映像にしか見えねンだわもう。
私の性格がひねくれているからそう見えるだけなのだろうか…なんかすごくイルミナティ胡散臭いと思ってしまうんだよな。

とにかく今回夫がワクチン接種を受けたことで私が覚えたのは強い不安感だけで、これでコロナに罹らない!安心!なんて前向きな気持ちにはちっともなれていない。
正直に言うとやはり夫には打ってほしくなかったし、私も打ちたくないーー。
そう思った。
高齢者や重症化のリスクが高い人は接種した方が比較的安全だとは思うし、コロナで死ぬ確率を限りなくゼロに近づけたいから打っておきたいという人は打てばいいと思う。
しかし考えがあって打ちたくない人や躊躇っている人に強要するような風潮は作られてはならないと思う。
お前やぞ、夫の職場。

しかしながら、今後ワクチンパスポート云々が実用化されたとすれば私もワクチンを打たなければ日本に帰れないなどということにもなるのかもしれない。(ワクチンを打ったからと言って絶対にコロナに罹らなくなるわけではないし無症状のまま他の人を感染させる可能性だってあると言われているのになぜそういうものが必要なのか私にはよくわからないが…)
もしそうなれば、私は日本への帰国時期をさらに先延ばしにするのかもしれない。
なんならこの先5年間とか帰国しない可能性もあるかもしれない。
それくらい、今はワクチンに対して感じている不安が強い。
まあ周りが皆打ち始めたらコロッと同調圧力に屈する可能性もあるかもしれないが。(芯の通っていない奴)

それに夫はもう接種してしまったわけだし、私だけ元気なまま長生きすることになったらそれはそれで嫌だ。
私は基本的に絶対長生きしたくないと思っているしどうにかして夫より先に死んでやろうと日頃から考えているくらいだ。
それを思うと、むしろ自分も打つべきかなとも…うーん!?
3匹の猫を育て上げるまでは元気でいたい、いなくては、という思いだけは強くありますけどね。


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ともかく台湾では今はまだ一般の人々への接種は始まっていないし、当面の間は私がワクチンを打たないことで周りに迷惑をかけるようなことはおそらくないだろう。
しばらく、少なくともこの先1年くらいは自分の感覚を信じて静観していようと思う。
身近な人間のワクチン接種を通じ、将来のことなどここ数日いろいろと考えてしまいました…
プシュゥー!!(ストロングゼロを開ける音)




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